こんにちわ、院長の野村です。
眼は涙によって常に潤いを保つことにより、眼の構造を保護しています。
涙の量が少なくなると、眼の表面の角膜や、結膜が正常の構造を保てなくなり、炎症を起こします。
このような状態を「乾性角結膜炎」または通称「ドライアイ」と呼びます。
この角膜の炎症が続くと眼が白く濁ってしまったり、角膜に潰瘍が発生してしまい重篤の場合、失明に至ることもあります。
涙の量が少ない原因はさまざまありますので、各種眼の検査にて診断していきます。
右下の画像のワンちゃんは涙の量が少ないことで、眼に炎症を起こし、目ヤニが発生し、角膜の炎症も発生している状態です。
眼の異常などありましたらお気軽にご相談ください。